祇園をウロウロしている時に偶然発見したこちら。
祝い花の多いお店にはついつい惹かれてしまいます。
店主の人柄、経歴がうかがえます。
場所は祇園花月の北側を西へ100mほど行くとあるどんつきです。
そういえば「どんつき」って方言らしいですね。
店内はカウンターのみ8席。
大きな焼き場がインパクト大です。
お昼は一汁三菜の茶懐石コース3500円。
まずはご飯からいただきます。
こちらのご飯、来店してから炊くこだわりぶり。
この日は高山産のコシヒカリに福井のコシヒカリをブレンドし少しねっとりとした食感に仕上げられています。
甘くて美味しいです。
椀物は四万十川の鮎の一夜干しやとうもろこし、胡麻豆腐など。
すだちの香りが爽やか。
ときしらずとイクラ。
紅葉の葉の器に赤いイクラと切り身が秋を感じさせます。
これとご飯で親子丼は絶品。
お焦げが入った湯桶(ゆとう)でお茶漬けを。
お焦げの食感がまた良いですね。
甘さ満点のビーナスマンゴーやわらび餅。
シャーベットですっきり味わえます。
最後にお茶をいただいて終了。
夜は単品中心に前菜、焼物、揚物、煮ものに珍味まで旬の素材が多彩に揃います。
素敵な器と料理の数々はさすがです。
岐阜の名店で修業され、今も熱心に器や料理の勉強をされている若き店主。
これからも楽しみなお店です。
[店舗情報] 祇園まんま
営業時間/11:30〜13:30※完全予約制 18:00〜23:00
定休日/日曜
住所/京都市東山区祇園町北側347-108
※上記情報は取材時ものです。