久しぶりの編集長ネタコーナーです。

新店オープンラッシュが落ち着いたら投稿頻度を上げるつもりでしたが、落ち着くどころか更に加速しています…

今回はそんな新店でもよく耳にする「地産地消」について書きたいと思います。

よく記事を書いている時に出てくるキーワード「地産地消」。読んで字のごとくですが、その土地で生産されたものをその土地で消費するということです。

最近京都の飲食店でもこれに取り組んでいるお店が増えてきていますが、実際に生産されているところを見る機会はなかなかありません。

ところが先日、日ごろから仲良くさせていただいている「サラダの店サンチョ」の社長とおしゃべりしていた時に向島の農家からレタスを仕入れていると教えてもらい、畑を見学できないか頼んでみました。

快くOKをいただき、後日サンチョの社長と一緒に畑に行くことに。

こちらは船越農園の船越さん。

研究熱心で米作りの他、様々な野菜を栽培されています。

日の光をたっぷり浴びてすくすくレタスが育っています。

レタスは約二ヶ月で出荷できるまでに成長するそうです。

船越農園さんでは出荷日の早朝に収穫する「朝どり」にこだわっているそうで、鮮度も抜群。近郊のイズミヤや平和堂で購入することができます。

こうして生産されている方の話を直接聞くと本当に勉強になります。

サニーレタスの方が普通のレタスより栽培が簡単、薄い酸性水を加えると害虫や病気に強くなるので減農薬の方法として使われている、など知らないことを色々教えていただきました。

まさに百聞は一見に如かず!

セロリも見せていただきました。

今年は春先まで寒かったので成長が遅いそう。

お皿の上でプロの料理人が仕上げた野菜に当たり前のように触れていますが、その前段階で農家の方々の様々な努力や研究があるのだと再認識できました。

向島のこのエリアは宇治川から水をひいているそうで小川には小魚が一杯。子ども達がよく魚採りにくるそうです。

緑豊かな景色は地域の方の散歩コースにもなっていて、観光保全としての役割も担っているのですね。

後日「サラダの店サンチョ伏見店」でサラダをいただきました。

なんだかいつも美味しいレタスがより美味しく感じました。

料理だけじゃなくその背景に触れることで味に深みが増すような気がします。

京都には他にも熱心な農家さんが多いので、見学できる機会があればまたご紹介したいと思います。

おわり

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