いよいよ桜が咲き始めました。

春は入学、就職、異動など新しいことが始まる季節。

春の「匂い」を感じるとそのような過去の体験を思い出し反射的にワクワク、そわそわしてしまいます。

3月も続々と新しいお店がオープンしていて、色々なお店にお邪魔する日々ですが、記事では伝えきれない新店に共通する魅力について書きたいと思います。

新店と一言で言ってもカフェ、焼肉、居酒屋など色々ありますが、共通しているのは未知との遭遇です。

口コミサイトにもまだ何も書かれおらず、刷り込みなく頭が真っ白の状態で行けるのが新店の醍醐味。

そこで見たもの、触れたもの、味わったものは全てが新鮮で、鮮明に記憶に焼き付くのです。

新店というのは時期を問わず、春の訪れのように何か始まるワクワクを感じさせてくれる存在なのだと思います。

先日朝から二軒のカフェにお邪魔してきました。

オルトコーヒーロースターズさん(上)とEL PUENTE COFFEE LABORATORYさん(下)。

どちらもコンセプトは違いますが素敵なお店でした。

店主の想いがお店というフィルターを通して胸に突き刺さります。

この2軒にも共通していて私が新店最大の魅力と思っているのが、希望に満ち溢れた店主の姿を見ることです。

お店を作るというのは凄く大変なことで、物件を探しお金を借りて、家具を探し、スタッフを探し、メニューを試行錯誤して…もうヘトヘトになります。

そんな疲れ果てた状態のはずなのに、新店の店主の皆さんの目の輝きはあまりにも眩しく、そんな苦労を微塵も感じさせません。(逆にそうでないお店は長続きしないことが多いです)

そんな姿に触れていると応援したい気持ちになりますし、もっと多くの人にこの良さを伝えたくなります。そして、自分も頑張らないといけないと背中を押されているような気がしてきます。

そう考えると、新店に行くことは明日への原動力をもらいに行っているという側面もあるのかもしれません。

今の時代、家の中でも美味しいご飯は食べられますし買い物だってできます。

でも外の世界には、様々な想いを持って作り上げた店主達の夢とも言うべきお店が無数にあるのです。

そんなことを考えると、少しワクワクしてきませんか?

このドアノブを思いついた時の店主の気持ちを想像すると…無性に楽しくなってきます。

おわり。

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