久しぶりの編集部突撃企画です。

京都の街の気になるアレコレを調査しご紹介する本企画。

今回はあるアーティストにスポットを当てたいと思っています。

どんな人物かと言うと…

彼です!

四条河原町で2~3年前から見かけるようになった銅像のパフォーマンスをする謎の人物。

パフォーマンス中に取材依頼するわけにもいかないな、と思っていたらたまたま休憩中をキャッチし取材交渉!

快諾いただきインタビューすることになったのです。

【インタビュー当日】

四条河原町「マルイ」前で待ち合わせし、現れたのはモヒカンの青年。

編集部:あのーMr.Kidsさん?

Mr.Kids:はい。

編集部:今日はよろしくお願いします。

銅像からは素顔が全く想像できませんでしたが、アーティストらしい個性的な出で立ちです。

場所を変え、カフェラテを飲みながらインタビュー開始です。

編集部:Mr.Kidsさんて何者なのか全く分からないですけど、京都の方なんですか?

Mr.Kids:生まれは大阪なんですよ。その後転々として京都には大学入学でやってきました。

編集部:どちらの大学に行かれてたんですか?

Mr.Kids:精華大学に通っていて中退したんです。

編集部:そうだったんですか。その頃から活動されていたのですか?

Mr.Kids:そうですね。この芸はスタチュー(銅像の恰好をする)というのですが、海外では有名でしてネットなどで調べてメイクや芸の勉強を始めました。初めて立ったのは国際会館の駅でして、今から5年ぐらい前ですかね。

編集部:これメイクとか大変ですよね?どれぐらい時間かかるのですか?

Mr.Kids:一時間ぐらいかかりますよ。

時折雑談を交えつつ、和やかに進むインタビュー。

編集部:四条河原町にはどれぐらい前から?

Mr.Kids:2016~17年ぐらいからやるようになりました。白い銅像も実は私なのです。

編集部:そうだったんですか(笑)。河原町で立つ以外にも活動されているんですか?

Mr.Kids:公式ツイッターをやっているのですが、そちらに直接仕事依頼のDMいただいたりすることが増えてきまして。イベントに出演させていただいたりしています。去年ぐらいにようやく自分の納得いくレベルのパフォーマンスになったので、これからは活動の幅も広げていきたいと思っています。

編集部:例えばお店の前に立ってもらったりとか、色々ありそうですもんね。

ここで衣装を見せてもらうことに。

その中に気になるアイテムを発見!

編集部:パフォーマンス募金って何ですか?

Mr.Kids:実は募金活動もやっていまして。S+Renjoy(ストレンジョイ)というストリートパフォーマンス集団を結成して、募金活動や毎週1回ゴミ拾いをやっているんです。今回は3月まで募金をして日本赤十字社京都府支部へ送ります。

編集部:そんな活動もされているとは。大切なことですね。週1回のゴミ拾いも続けるとなると大変じゃないですか?

Mr.Kids:習慣になっているので大丈夫ですよ。大道芸人って怪しいイメージがあると思うので、社会貢献というか京都への恩返し活動もして芸人全体の地位向上を目指していきたいんです。昨年の豪雨被害の時もパフォーマンスの収益の一部を義捐金として送金させていただきました。

編集部:そういう活動はぜひ応援させていただきたいです。

Mr.Kids:ありがとうございます!この後ちょうどパフォーマンス募金するのでよかったら見に来て下さい。

編集部:いきます!

—–ということで、1時間後——

四条河原町、マルイ前にMr.Kidsの姿を発見!

S+Renjoy(ストレンジョイ)のメンバーも合流して二人でのパフォーマンス。

絵になりますね。

一気に人だかりができて、募金も順調に集まっていました。

こうして四条河原町のランドマークになりつつある動く銅像ことMr.Kids氏。夢は日本一のスタチューパフォーマーになることだそうです。

大人になっても童心を忘れずに楽しく生きていきたいという意味が込められたMr.Kidsという芸名の通り、これからも彼は街かどで通行人を笑顔にしていくことでしょう。

雨の日も、雪の日も、風の日も、晴れの日も…

おわり。

Mr.Kids公式ツイッター→こちら

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