京都速報やのになんで金沢やねん!
というツッコミが聞こえてきそうですが、京都においても圧倒的な存在感を見せるこちらだけは例外。
キョー速編集部の浅~い知識で申し訳ないですがちょっと前情報を。
なんでも東のすきやばし次郎、西の小松弥助と評される日本を代表する鮨の名店で、あの銀座九兵衛の先代が日本一の鮨を握る職人と言ったとか。
なんかすごい!漫画ワンピースでまだ登場していない四皇がシルエットで紹介されてたのを彷彿とさせる。
いつか行ってみたいなーと憧れつつ月日は流れ、2年ほど前に衝撃のニュースが!
小松弥助閉店!!
何でも思い立った時に行動せんとあきません。後悔しても後の祭り。
ところが2017年!!奇跡の再開の情報が!!しかも店主の森田さん御年86歳!!!
もうこれはなんとしても行くしかない!しかしこちら紹介制…
金沢に友達いーひん。
京都の食通で常連の方もいるので、片っ端から頼んでみようか。
そんなことを考えつつ、色々なご縁が繋がり遂に訪問のチャンス到来。
金沢駅到着!
駅前の金沢茶屋の別館にあります。距離で言うと京都駅から京都タワーぐらいです。ちっか!
ちょっと緊張してきた。お昼のみの営業で三部制となっています。少し待っていよいよ入店!
広い店内で圧倒的な存在感。にこやかですが凄みを感じます。伝説のすし職人、小松弥助の森田氏。86歳現役。
いきなりアワビ登場。
お造りも綺麗。イカを三枚におろして胡麻をふる。これも名物のひとつ。ねっとりとしていて最高。
ヅケにこのわたの組み合わせがお酒に合う。
いよいよ握り。
大将が握った鮨を手渡ししてくれます。右手で受け取って左手においてパクッ。
これが噂の手渡し!!
この日も九州、京都、奈良など日本中からお客さんが来られています。
あーうまい。
アナゴを二枚重ねて握るんですね。食感も最高。
こちらも名物。シャリ、ヅケ、とろろ、うにが共演。
こちらも名物うなきゅう。あつあつ鰻ときゅうりを巻いた一品。鰻の香ばしい香りが。
〆にネギトロ。最高。
食後、森田氏としばし京都談義をさせていただきました。
京都にもよくいらっしゃるそうで、京都の料理会、仏教会などなど超幅広い交友関係をお持ちでした。さすがレジェンド。
祇園界隈の星付き料理人達も頻繁に来店されているようで、○○君知ってる?とか出る名前がBIG!
京都の一流料理人達も虜にする「小松弥助」はやはり凄かった。
来店ハードルは高いですが、話のネタにこんなお店があることも知ってもらえたらと思います。
そして今月閉店の噂も。
おわり。