四条烏丸の人気店「鮨・料理 なかた」の姉妹店が京都駅の南エリアにオープン。
京料理店で長年修業した大将による「現代和食」をテーマにした、鮨と独創的な一品が登場するコースが8800円からいただけます。
場所は続々と新店舗がオープンして盛り上がっている京都駅南エリア。烏丸東寺道を東へ入ったところです。
店内はL字カウンター席に、
4名テーブルが2卓あります。
コースは、8800円、13200円、17600円の3種類あり、今回は17600円のコースをご紹介します。
まずは出汁と玉子だけのシンプルで深みのある味わいの茶碗蒸しから。
平目の昆布締めは、ねっとりとした食感と黒塩で引き出される旨みが特徴的。
握りは紋甲イカからスタート。かなり肉厚で甘みを感じるイカです。
車海老はしっかりとした大きさで、食べ応えがあります。
贅沢な「鮑唐揚げ」は、蒸したアワビにカニ味噌、バターを加えた肝ソースが味の決め手。表面はカリっと中はしっとり柔らかいアワビは絶品です。
マグロも肉厚で、マグロ本来の旨みをしっかりと感じます。
いわしは、口の中でほどけていく柔らかい食感がたまりません。程よい酸味でさっぱりといただけます。
コリッとした食感が特徴的な「こしょう鯛」。程よく脂が乗っていて、お酒との相性も抜群です。
こちら名物の「雲丹といくら葛そうめん」。コシの強い葛そうめんを合わせるのは、たっぷりの雲丹といくら。濃厚な味わいの雲丹＆いくらにさっぱりとしたそうめんのバランスが絶妙です。
オマール海老スパイス焼は、レモンをかけてさっぱりといただきます。海老本来の旨みをスパイスが引き出していて、独創的で味わい深い一品です。
舌の上でとろけていく大トロがここで登場。豪華食材が続きます。
さば寿司は、さっと炙って海苔で巻いていただきます。さばの身がしっかりと厚みがあり、酢飯ともよく合っています。
ユニークな名前の「和牛とフォアグラのスッシーニ」。酢飯の上に牛肉とフォアグラを乗せたロッシーニではなくスッシーニ。海苔で巻いて口に含めば、それぞれの素材が一体となって絶品です。
木の芽のアクセントもよく効いてきます。
名物「萬きち巻き」は、トロとパパイヤでトロタク風に食べられる細巻きです。
塩漬けされたパパイヤはコリッとした食感でトロともよく合っています。
最後は赤だしと苺大福で。
品数も豊富で、従来の和食や鮨屋では味わえない個性的な一品も味わえる注目店。京都駅からすぐという好立地なので気になる方はお早めに。
