京都の予約困難店や話題の高級肉割烹で腕を振るう有名料理人たちが、自分の店の営業が終わってから足しげく通う祇園の隠れ家があります。
それがこちら石川県出身の料理人が開いた和食割烹「みつ哉」です。
不定期ですが、昼営業を始めています。
場所は八坂神社の近く。
四条通り沿いの「はんなり横丁」という地下街にあります。
店内はカウンター9席と、奥に5人程度の半個室の座敷があります。
毎日内容の異なる手書きのメニューには、名物のおでんを始め、石川県から取り寄せた魚を使った料理も並びます。
冷酒 宗玄 1000円
日本酒も石川県のお酒を頂けます。
すっきりとした味わいで、それでいてまろやか。徳利も美しいです。
お造り盛り合わせ 2000円
迷いカツオたたき、本マグロ、天然ぶり、アオリイカ、しまあじのなめろう、甘エビ、蛸。
※内容は毎日異なります。
特に天然ぶりはマグロの大トロかと思うくらいとろけます。
本マグロに生雲丹と岩のり、甘海老にとびこのわさび漬け、しまあじのなめろうに醤油漬けの生姜など、お醤油以外の趣向を凝らした薬味との組み合わせは「お造り」というメニューを超えたものになっています。
かにの春巻き 1000円
ぎっしりとつまったふっくらした蟹と、うっすらとただよう大葉の香り。「庶民の味方」というイメージの春巻きですが、こちらはジューシーさと共に上品さを兼ね備えています。
春巻きは夏にはトウモロコシなど、季節の食材を贅沢に使っていて秀逸です。
おでん 半熟卵とこぼれいくら 600円
金沢といえば「おでん」が有名ですが、中でもこちらのメニューは見た目も美しい逸品。
トロトロの半熟卵は甘味があり、プチプチのいくらとの食感の対比を楽しめます。
鰻玉丼 ハーフ 2000円
濃いめのタレの鰻と、プルプルふわふわのだし巻きたまごを、さっぱりした大根おろしで味をまとめて上げています。
鯛の酒盗とクリームチーズ 600円
生臭さがなくて甘い、贅沢な酒盗です。
朝方まで営業していることもあり、昼営業は不定期ですが、お昼しか行けない方や昼飲みをしたい方は必見です。
営業時間/18:00〜5:00(L.O.4:00)
※昼営業はインスタグラムのストーリーズで告知
定休日/不定休
所在地/京都市東山区祇園町北側281-1 C-B 祇園ファーストビルB1F
※取材時の情報のため、最新情報は念のため店舗公式の情報をご覧ください。