約20品とかなり豊富な品数の料理が提供されるおまかせコース(11000円)が堪能できる割烹料理屋がオープン。

和食だけでなく独創的な料理も多く、素材もこだわっている注目店です。

場所は小川通六角を下がってすぐ。

店内はカウンターのみ8席で、7名から貸切可能です。

この日の献立。品数が豊富なだけでなく、素材へのこだわりも感じられます。

まずは天使の海老と海老芋。白味噌仕立てのお出汁との相性も良く、海老も肉厚です。

続いては雲子とウニ、カラスミを使った贅沢料理。

雲子は炙ってあり食感の違いが感じられます。カラスミの塩味とウニのまろやかさが一体となり、お酒も進みます。下にはヒラメの昆布締めがあります。

お椀は真魚鰹(マナガツオ)と大根に柚子を合わせてあります。真魚鰹は塩焼きでふっくらとしていて、お出汁と一緒に食べることで、より旨みが引き立ちます。

本日のお造りは、北海道産の本鮪と7日間寝かした旨みが凝縮されたサワラの炙り。

塩、わさびのほか、醤油の代わりとなる海苔の佃煮でいただけます。

千葉県産の金目鯛焼きとかりかり牛蒡。肉厚でジューシーな金目鯛が美味しいのはもちろんですが、おやつ感覚で食べられる甘めのかりかり牛蒡もクセになる味わいです。

続いては5品が1皿に盛り付けられて豪華に登場。宮津産鹿のロースト(左上)、菜の花昆布締め唐墨がけ(右上)、玉葱じゃこ揚げ(中央)、真蛸と蓮根の酢味噌がけ(左下)、つぶ貝オイル漬け(右下)。

玉葱じゃこ揚げは、ざくざく食感になっていて、淡路島産玉ねぎの甘味もあり絶品。鹿のローストも臭みもなくやわらかい。

北寄(ホッキ)貝と生ワカメのしゃぶししゃぶは、お出汁にくぐらせて仕上げます。ワカメの茎のシャキシャキ食感も面白く、北寄貝は甘い。

長崎県産の白甘鯛に乳化スープを合わせた逸品。

スペシャリテの「肉じゃが?」。マッシュポテトの上に牛肉のすき焼きを乗せて、口の中で肉じゃがが完成する一品で、これが肉じゃが?と思ってしまう個性的な一品です。味も絶品。

北海道産帆立のクリームコロッケ。中はレアの帆立のフライで、下にクリームソースが敷いてあります。帆立の食感を存分に堪能できるようにこのような形に仕上がっているそう。

こちらもスペシャリテのトロタク。山わさびを乗せて。

最後は香住の紅ズワイ蟹をふんだんに使った土鍋ご飯。カニの風味たっぷりで絶品ですが、お代わりはあんかけになるので、こちらも必須です。

〆は目の前で作り自家製わらび餅など。

 

カウンターから見る店主の仕事ぶりも楽しみながら、約20品の珠玉のコースが堪能できる一軒。席数も少ないので、気になる方は早めの予約がおすすめです。

 

店舗情報

電話/080-2733-8351

営業時間/18:00~※お昼は貸切(7名)のみ

定休日/不定休

所在地/京都市中京区小川通六角下る元本能寺町387番地1

公式インスタ

※取材時の情報のため、最新情報は念のため店舗公式の情報をご覧ください。

Similar Posts