京都の食材と中華を組み合わせたコース料理にお茶のペアリングが付く個性的な一軒。
ランチ、ディナー共に1組(5名まで)限定で、ディナーは二部制となっておりますが、予約ハードルが高くなることが予想されます。
場所は白川通丸太町を上がり、宮の前橋を越えてすぐ、西側です。
店内はカウンター席のみ、最大5名までです。
今回はお昼のランチコース(5000円)をご紹介します。
まずは前菜三種盛り合わせ。京都木津川の森井ファームの緑茶を使ったスパークリングを合わせていただきます。
大黒本しめじを二日間干して旨味を凝縮したumami揚げには、永谷宗園の玉露を。互いに濃厚な味わいながら見事に調和しています。
京赤地鶏を使ったよだれ鶏。濃厚でややピリ辛なよだれ鶏を甚次郎の抹茶がすっきりとさせてくれます。
お口直しは風味豊かなチャイナピクルス。
ふわっとした食感の海老餃子と鰆の広東蒸し。鰆の下には空心菜、横には京都の老舗とうふ店「並河商店」の湯葉が添えられています。
メインは麻婆豆腐。サプライズ的な仕掛けもあり面白い一品です。
京赤地鶏の鶏ガラスープと中国のたまり醤油で炊いた土鍋御飯を合わせて、
麻婆丼としていただきます。しっかりと辛さがありますが、炙り煎茶でさっぱりとするので、いくらでも食べられます。
最後に自ら抹茶を点てて、
杏仁豆腐にかけていただきます。
抹茶のほどよい苦みと杏仁豆腐の甘いが中和して絶品です。
京都の食材が活かされた本格的な中華コース。席数も少ないので気になる方はお早めに。
電話/075-752-5656
営業時間/11:30〜14:00 1部17:00〜19:30 2部20:00〜22:00
定休日/火曜+不定
所在地/京都市左京区浄土寺真如町167
※取材時の情報のため、最新情報は念のため店舗公式の情報をご覧ください。