1200年もの間、絶やすことなく灯し続けられている比叡山延暦寺根本中堂の「不滅の法灯」が、2021年6月に迎える伝教大師最澄遷化1200年に向けて、全国4地区へ行脚を行います。こちらに先立つ法要として、『1200年の不滅の法灯全国行脚の「分灯式」』が開催されます。
不滅の法灯
不滅の法灯とは、天台宗を開基された、伝教大師最澄が一乗止観院(現根本中堂)を建立した際、ご本尊である薬師瑠 璃光如来の宝前にかかげた灯火。
「明らけく 後の仏の御世までも 光りつたへよ 法のともしび(仏の 光であり、法華経の教えを表すこの光を、末法の世を乗り越えて弥勒如来がお出ましになるまで消え ることなくこの比叡山でお守りし、すべての世の中を照らすように)」と願いを込めて灯され、 1200年以上の間、比叡山延暦寺根本中堂にて灯し続けられている。
比叡山延暦寺根本中堂※2026年(令和8年)改修工事完了予定
今回、歴史的な分灯の瞬間(4月2日)に立ち会える100組200名が抽選で招待されるので、この機会にぜひ。※応募締め切りは3月16日(月)
法要の後、灯火は4月2日(木)から翌年6月1日(火)までの約14ヶ月間にわたって、全国の天台宗各寺院を行脚し、帰灯します。
【開催概要】
開催日時/4月2日(木) 13:00~13:30
料金/無料
場所/滋賀県大津市坂本本町4220 比叡山延暦寺根本中堂
▶公式サイト(応募はこちらより)