初めて松本シェフにお会いしたのは10数年前、雑誌の取材で訪れた祇園のリストランテだった。
当時料理長をされていて、まだフィルムのカメラで撮影しながら、色々と楽しい話をしたのを昨日のことのように覚えています。
その後独立され、城陽に【イルフィーコ】が誕生。
イベント【城陽メルカート】を仕掛け、【食パン専門店プルンニャ】オープン。
最近では城陽ワインの生みの親としても数々のメディアに取り上げられています。
まさに快進撃の中、全てのプロジェクトの始まりの店【イルフィーコ】が閉店すると聞いたときは耳を疑った。
数か月の沈黙の後、イルフィーコ跡地に産声を上げたのが今回ご紹介する【THE MATSUMOTO KITCHEN】!
なんというか、屋号から松本シェフの「俺の俺による俺流のレストランやっていくで」といった決意がにじみ出ております。
以前よりシックな店内。完全予約制でランチ(8品)は4000円、ディナー(10~11品)は6000円、10000円の2本コース。
こちらの特徴は何といっても窯焼き料理!
野菜や肉、魚を特大の専用窯でじっくり火入れしていきます。
そうすることでやわらかくなるのはもちろん、水分が飛ばず瑞々しいという特徴があります。
それにしても薪を使ったなんとも贅沢な調理法。
さてさて料理の登場です。いきなりフォアグラとサマートリュフの最強コンビ!
焼きトウモロコシのジェラートとの相性抜群。
高知の宿毛漁港から仕入れたオオモンハタとハマグリ、城陽野菜の窯焼き。
オオモンハタの食感がめっちゃふんわり!
これが窯焼きの実力か!?凄い…
自家菜園のブロッコリーをふんだんに使った生パスタ。
生パスタならではのもっちり感にカラスミの塩気が加わり、ワインにもよく合う逸品に仕上がっています。
ワインと言えば城陽ワイン!飲みたい!
と思ったら去年分はもうなくなったらしい…
ただ今年のデキがかなり良いらしく、秋から販売開始だそう。これは楽しみ!
マンゴーゼリーとココナッツのブランマンジェ。
これまた見た目も面白い。
デザートは季節感も大事です。マンゴー旨い。
いやー進化系イタリアン、満喫しました。
このお店でしか味わえない窯焼き料理。
料理を通して伝わる想い。
城陽に新たなホットスポット誕生です。
[店舗情報] THE MATSUMOTO KITCHEN(ザ・マツモト・キッチン)
TEL/0774-27-1943
営業時間/11:30~15:00 18:00~22:00
定休日/不定休
住所/城陽市寺田東ノ口55-13
※上記情報は取材時のものです。最新情報は店舗へご確認下さい。