秋も深まり、現在京都では様々なイベントが開催されております。
その中で、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている「仁和寺」にて、一夜限りの夜間特別貸切拝観があるという情報を聞きつけ、編集スタッフも参加することに。
※今回はダイナースクラブ会員限定の特別拝観です。
クレジットカードのダイナースクラブは「ここでしか、見つけられないものがある。」をブランドスローガンにかかげ、「世界遺産 醍醐寺の観桜会」など様々な価値のある文化体験イベントを提供しています。
それでは、普段見ることができない特別な「仁和寺」をご紹介します。
888年の創建された真言宗御室派総本山である仁和寺は、境内に五重塔や二王門など江戸時代に建立された建造物が並びます。桜の名所(御室桜)としても世界的に有名です。
国指定名勝庭園 仁和寺御所庭園(昼)
国指定名勝庭園 仁和寺御所庭園(夜)
宸殿の北庭は元禄3~4年(1690~1691年)に作庭が行われたそう。拝観時間終了後となる夜の様子は、普段見ることができない特別なもの。庭の奥にライトアップされた五重塔も見えます。
お庭を見学した後に、宸殿内(撮影禁止エリア)にて、御室流・華務長の小田美風先生によるデモンストレーションが行われました。
御所車にドウダンツツジや白い山茶花が見事に活けられました。自然との調和を大切にしている御室流の神髄を目の前で見ることができ、他の参加者からもため息が漏れていました。
御室流…仁和寺を創建された初代門跡、第59代宇多天皇(寛平法皇)を流祖と尊崇し、伝承されている華道流派
次にやってきたのが金堂。金堂は御所の内裏紫宸殿(ししんでん)を移築したもので、年に数回しか解放しない国宝で、この日は特別に入ることができました。
撮影はできませんでしたが、裏堂の壁面に描かれた五大明王図(非公開)は圧巻です。
最後はご本尊阿弥陀如来像(撮影禁止)の前で、仁和寺執行長による法話を聴けるという贅沢な時間。
法話だけでなく、仁和寺の創建から、応仁の乱による戦火での消失。徳川家光による24万両という巨額の費用をかけた再建など約1100年の歴史についてのお話など非常に興味深く聞くことができました。
経蔵
法話のあとは、普段公開されていないエリアなどを自由に拝観することができます。
こういった写真は普段撮ることができないので、参加者の皆さんも撮影に力が入っていました。
歴史ある「仁和寺」にて、普段立ち入ることができない場所での特別な体験は実に素晴らしいものでした。今回非公開エリアの写真も特別に数枚掲載することができたので、少しでも当日の雰囲気が伝われば幸いです。
終わり
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