河原町七条エリアに一風変わったフレンチ居酒屋がオープン。カウンターで食べるコース料理は食材にこだわっていて、フレンチに縛られない創作性の高い内容です。

場所は京都タワーから歩いて約6分。高倉通り七条を下がるとあります。 「めし」と書いた大きな提灯が目印です。

店内はカウンターが6席。青いタイルが印象的です。 

《メニュー》 

・シェフのおまかせつまみ 32200 

・シェフのとっておきコース 7品〜 12000 

・炙りアオリイカと焼きナス 和の香草風味 1200 

・丹波黒鶏手羽先の唐揚げ(2本) 800 

・穴道湖産しじみ ひとくちラーメン 850 

今回はシェフのお任せミニコース 43900円をご紹介します。この日は仕入れの関係で1品多く提供されました。

カプレーゼ 

静岡•掛川のトマト「大地の赤」と小笠原のミニトマトはかき氷ほど甘く、シンプルな見た目からは想像できない旨みを感じる逸品です。ブッファラというモッツァレラチーズは酸味のないヨーグルトのようで、ふにんとした食感が特徴です。 

3種エビの瞬間紹興酒漬け 

朝は生きていたというガス海老、北海道産のシマボタンエビ、甘エビの3種類を一匹ずつ使っています。紹興酒とマゼラ酒で作ったタレに、花穂紫蘇を自分でほぐして散らしたら、1番下の海老から順番に食べます。食べる時は尻尾から頭にかけて吸い込むように食べることで、海老だけでなくタレの良さを一度に味わえます。 

ベイシスの茶碗蒸し 

丹後の赤たまごを使った茶碗蒸しはスプーンを差し込むとオレンジ色。上には24ヶ月熟成させたパルミジャーノレッジャーノと香住蟹、奥底からはブッファラチーズ。様々な食感と味わいが交差しています。 

高知県産金目鯛のバプール 

刺身でも食べることのできる金目鯛を昆布で〆て、まつもと酒造の日本酒まつもとに漬けて蒸してあります。半生状態で、天草の新物アオサノリと相まり、海にいるような気持ちになります。 

本鮪の漬け仕立て 

写真は+1000円の大間の雲丹をトッピングしたものです。 養殖と天然のマグロの食べ比べを味わいます。「いい素材をあえて漬けで食べてみて欲しい」と言うシェフ。 漬けタレはサッパリしているにも関わらず、奥深い味わいです。 

シェフは3時間以上の間、料理について話し続けるほど、料理への熱量を感じます。 予約困難店になる前に行ってみてはいかがでしょうか? 

店舗情報

電話/075-600-9363

営業時間/17:00~22:00L.O 21:30 

定休日/水曜 

所在地/京都市下京区小稲荷町85 Grand-K 1F 

公式インスタ

※取材時の情報のため、最新情報は念のため店舗公式の情報をご覧ください。

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