825年頃、弘法大師が開創した今熊野観音寺内に、絶景を眺めながらお茶とお菓子を楽しめる茶所がオープン。
弘法大師が法具で岩を突いて湧き出したという霊水「五智水」を沸かして点てたお茶をいただきながら、季節によっては水面鏡や黒い床に映る青もみじや紅葉を見ることができます。
場所は東福寺駅からなら徒歩約15分、市バス泉涌寺道からだと徒歩約10分で着く、西国三十三所第十五番札所としても有名な今熊野観音寺内。
鳥居橋を渡り石段を上がると見えてくる本堂のそばにあります。
中に入るとカウンター席が4席あり、
テラス席でもお茶をいただくことができます。
水面に映る青もみじが美しい。
黒い床にも青もみじが映り綺麗です。紅葉の時期に赤く染まる床も見ごたえがあります。
点てたばかりのお茶とその時々で変わるお菓子もいただけて、拝観志納料が2000円(12歳以下1000円)となります。※紅葉シーズンは大人3000円、小人1500円
施設名の「閑坐」は心を落ち着かせ、静かに坐るという意味の禅語「閑坐聴松風」から名付けられたそう。その意味の通り、喧騒を離れ静かな空間で過ごすひと時を体験してみてはいかがでしょうか。
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