2024年6月2日オープン　鮨 森学

様々な名店で研鑽を積んだ店主が二条木屋町で満を持して鮨店をオープン。京都の舞鶴や全国各地から仕入れる旬の魚を使った本格握りや一品のコースが昼夜楽しめます。

場所は木屋町二条を下がった東側。こちらを入ると奥にあります。

まるでBARを思わせるような黒を基調とした店内。カウンター席のみです。

それではディナー17000円のコースをご紹介します。

まずはマグロの漬けの山かけ。濃厚なマグロの味わいをとろろがバランスをとっていて相性抜群です。

2品目は戻りガツオを専用の焼き台で藁焼きにしていただきます。大ぶりなカツオは臭みもなく、表面がパリパリに焼き上げられていて香ばしい。

約150回包丁を入れるという名物の一つ、アオリイカ。ねっとりとした食感と甘みを感じて絶品です。

飾り包丁で絶妙な食感に仕上がっているヒラメ。噛むほどに口いっぱいに広がる旨みがクセになります。

明石のタイ。赤酢の程よい酸味、甘みがタイと一体になります。

素材だけでも十分美味しいアジに、大葉、葱、生姜を合わせて、より深みのある味わいに昇華されています。

さっぱりとした味わいのカンパチは、赤酢のシャリとよく合っています。

目の前で骨切りして仕上げるハモ。骨も当たらない職人仕事が施されたハモは肉厚で、ポン酢をさっぱりいただけます。

宮城県産の熟成マグロの大トロ。とろける食感と濃厚な旨み、脂の甘みはまさに口福の逸品。

赤身はマグロ本来の濃厚な旨みを感じられ、こちらも絶品です。

ここで車えび。豪華な食材が続きます。

アワビは肝ソースで。まるでチーズリゾットのような濃厚さで、シャリの赤酢の酸味があとからほんのりと感じられ良いアクセントになっています。

ハモの真丈に加茂茄子と万願寺を添えて。握りだけでなく一品の堪能できるのが嬉しい。

イクラ、ウニ、キャビアと高級食材を一体化させた一品。それぞれの素材が持つ濃厚な味わいが口の中で一体となります。

香ばしく焼き上げたアナゴ。風味豊かで表面はパリッと、中はとろけるような食感です。

マグロのとろける食感がたまらない細巻き。

タイの骨を6時間煮込んで完成する〆のスープ。凝縮された濃厚な旨みは唯一無二。

最後はなめらかで風味豊かな自家製プリン。

今や3万円超える鮨屋も珍しくないご時世に、これだけの品数と絶品握りの数々で17000円なので、ちょっと贅沢したい日に利用しやすい一軒です。