かつて葛野大路御池から北へ上がったところにあった行列店「らーめん杉千代」がまさかの街中ど真ん中、四条河原町で再オープン。
閉店したのは10年以上前ですが人気絶頂の中での閉店ということもあって、未だに語り継がれる名店ということで、早くも多くの杉千代ファンが訪れています。
場所は四条河原町を2筋上がって東へ入ってすぐ。
以前杉千代で使われていた暖簾がお出迎え。当時のものが残っていたのですね。
店内は奥へと続くカウンター席と、
最奥の掘り炬燵。
メニューはシンプルに「らーめん」と「ちゃーしゅーめん」。
ちゃーしゅーめん 950円
たっぷりのチャーシューに、のり、メンマ、ねぎ、背脂。今や数えきれないほどのラーメン店があるなかで、しっかりと個性が光る盛りつけです。
ネギ追加は別皿で+50円。
鶏ガラ、豚骨の王道スープはコクがありつつも後味はすっきり。細かく浮いた背脂がいいアクセントになっています。
中細ストレートの麺はやや柔めなので、好みによりますが硬めオーダーもおすすめです。
そして杉千代の代名詞ともいえる、お箸で持つと崩れそうなホロホロのチャーシューも再現されていました。
10年以上ぶりに食べる杉千代の味を鮮明に覚えているというのは難しいかもしれませんが、かつて京都に存在し多くのファンを魅了したお店の看板復活というのは嬉しいものです。
久しぶりにこのラーメンを食べて、どこが変わった、どこが変わってないなど談義するのも楽しいかも知れません。
店舗情報
営業時間/11:30~15:00 17:00~23:00
定休日/月曜
所在地/京都市中京区米屋町380-6
※取材時の情報のため、最新情報は念のため店舗公式の情報をご覧ください。