滋賀県甲賀市にあった創業1863年の老舗「割烹や満平」が三条堀川に移転し新たにスタートされました。
1863年(文久3年)といえば高杉晋作が長州奇兵隊を結成した年ですから、そう考えるとすごい歴史です。
日本料理専門のお兄さんとフレンチ専門の弟さんによる懐石料理がいただける注目のお店。
場所は三条通沿い、堀川と油小路のちょうど間です。
店内はカウンター席、
坪庭を望むテーブル席、
元々お茶室だった最奥の個室。
二階にも8名6名の席があります。
《メニュー※税別》
- 昼懐石 5000円/8000円/12000円/16000円
- 夜懐石 8000円/12000円/16000円/23000円
サービス料は別途10%です。
昼懐石(5000円)をご紹介します。
1品目は鱧落とし。
万願寺やシュガートマトなどに土佐酢ゼリーをかけた爽やかな味わい。
2品目は椀物。牡丹鱧の椀物。
肉厚な鱧に冬瓜、順才など旬の素材が添えられています。あっさりとしていて美味しいし、お椀も素敵。
3品目は煮穴子の蓮蒸し。
ホクホクの柔らか煮穴子を銀杏、枝豆と共に。山葵が全体の味をグッとしめてくれています。
4品目は賀茂茄子の冷し鉢。
食べ応えのある甘みのある賀茂茄子に車海老や小芋、ヤングコーンなどが添えられています。
5品目はお口直しで西瓜のソルベ。
みずみずしく西瓜本来の味わいを見事に表現されています。甘すぎずさっぱりとしています。
6品目は近江牛のイチボ。
赤ワインソースで仕上げたステーキ。元々滋賀県で営業されていたので近江牛を使用されているのも自然に感じます。
7品目はご飯、赤出汁、香物。
ご飯が美味しい。お代わりももちろんOK。
8品目は塩キャラメルのブリュレ、バニラアイス、メロン、巨峰、佐藤錦。
盛りだくさんで嬉しい一皿。
最後は自家製羊羹「ほたる」と、
珈琲(or紅茶、抹茶)で終了。
全体的に季節感を非常に大切にされていて、初夏らしくさわやかな味わいを堪能できました。器も綺麗ですし。
ハレの日や接待などにぴったりの一軒です。
【店舗情報】京都 三条 やま平
営業時間/12:00~13:30 17:30~20:00
定休日/水曜、その他不定休
住所/京都市中京区橋東詰町27
※最新情報は念のため公式をご覧ください。