いろんな方をお会いすると聞かれる質問の第一位は「どうやって新店情報探しているんですか?」です。

おそらくぶっちぎりです。

その次は「最近話題のお店教えて」「取材行ったところの中でも特におすすめは?」といったところです。

ということで、せっかく編集長エッセイコーナーができたので、この新店情報の見つけ方について書こうと思います。

実は新店情報収集には大きく2通りのパターンがあります。一つは、自ら情報を取りに行く(探しに行く)方法。編集者の基本ですね。

そしてもう一つは向こうからやってくる情報です。

順番にご紹介します。

1.新店情報を探す

それでは京都速報編集部がどのように新店情報を探しているか、いくつかその方法をご紹介します。

まず一番大事なのは「足を使う」です。南北は北大路~京都駅、東西は東大路~西大路。このエリア内は毎日自転車で走りまわっています。

工事中の物件はメモし、開店祝いの胡蝶蘭は見逃しません。

次に使うのがネットです。

飲食店をオープンする流れを考えると納得してもらえると思いますが、お店を開業する時は1.物件を決める、2.内装工事、3.スタッフを募集、という手順を踏みます。

つまり、1.テナント情報を出している不動産サイト、2.内装デザイン会社、3.求人誌&求人サイトを見ると、新店情報がそこら中に転がっているのです。

不動産サイトで、「こちらの物件は決まりました」となっていれば、3~4ヶ月後にはその物件で新店がオープンします。

内装デザイン会社はブログで施工の様子など公開しているので、非常に参考になります。

こういったことを組み合わせながら日々新店情報を取得しているのですが、最近は次にご紹介する情報収集のパターン「新店情報がやってくる」が激増しています。

2.新店情報がやってくる

これはどういうことかと言うと、そのままですが、向こうから新店情報がやってくるのです。こちらもいくつかパターンがあるのでご紹介します。

①飲食店関係者からの情報提供

私は以前、グルメ雑誌の制作を15年やっておりました。そのためお付き合いのある飲食店関係者が非常に多く、「うちのスタッフが独立するから取材できない?」「調理師学校の同級生が独立するので紹介したい」「二号店出すので食べに来てください」といった情報をもらえます。非情に有難いです。

②お店自らの情報提供

「新しくオープンするので食べに来て欲しい」「取材してほしい」「内覧会やレセプションに来て欲しい」という新店舗から直接ご連絡いただくことも増えております。メールでいただくこともあれば、オフィスに直接招待状やプレスリリースをいただくことも。

オフィスに届く開店案内。まだ公開できないオープン情報もあるのでぼかし入れています

③一般読者からのタレコミ

お陰様でInstagramのフォロワーも2万人を越え、一般の読者さんから情報をいただくことが増えております。「通りがかった●●にお店出来てました」というものから「親戚がお店するので食べに行ってみてください」などなど。こちらはインスタのDMでいただくことが多いのですが、知らない情報も混ざっているので参考にさせていただいております。

④ライター、カメラマンからのタレコミ

お付き合いのあるグルメライターさんや雑誌などで活躍するカメラマンさんから情報いただくこともしばしば。他にインフルエンサーさんから教えてもらうこともあります。


以上ざっくりではありますが新店情報の収集方法はこんな感じでしょうか。

こうして文字にしてみてみると、京都速報は本当に多くの方々に支えていただいているのを再確認いたします。

ここ最近は本当に新店が多くご紹介しきれていないのが現状ですが、より質の高い情報をご提供できるように頑張っていきたいと思います!

今日も自転車で走ってきます!

おわり。

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