五条烏丸にあった素敵なご夫婦が営むあの「板前洋食彌生」が2年の時を経て復活するという噂を耳にしたのは2018年の冬でした。
平成も終わろうとしている今、「昭和の洋食」という店名で再開されるとのこと。
実は「板前洋食彌生」閉店には事情があったのですが、京速の稚拙な文章で説明するのも憚られるので、店舗前に貼りだされていた文章をそのまま掲載させていただきます。

~~貼り紙引用~~
【ご挨拶】
平成28年9月10日に妻が自転車で帰宅中、交通死亡事故の被害者となり、急死したため夫婦で営んでいた 板前洋食「彌生」の暖簾をやむなく下ろすことになりました。
それから約2年が経ち、亡き妻への感謝の気持ちと熱烈なファンの後押しもあり、今回老体に鞭を打ち生涯現役を目指し「昭和の洋食 弥生」を復活することになりました。
京都で創業45年の経験を活かし、デミグラスソースからマヨネーズに至るまで手創り、鹿児島の和牛・黒豚から北海道函館の新鮮な魚をはじめ、国産食材を中心にお客様に愛されるメニューにこだわり、頑張る所存です。
今まで以上に御贔屓のほどよろしくお願いいたします。
店主
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ということで多くの常連さんが営業再開を喜ばれ、初日からお店は賑わっています。
生涯現役、かっこいいですね。

場所は四条大宮を西へ、坊城通を越えたあたりです。

店内は解放感のある造りでテーブルとカウンターが合計30席ほど。
《メニュー》
- 弥生ランチ(ハンバーグ、とんかつ、魚フライ) 880円
- 弥生スペシャルランチ(ハンバーグ、エビフライ、魚フライ)1300円
- 黒豚トンカツランチ 1350円
- ポークチャップ 950円
- 生姜焼き(豚) 950円
- オムライス 700円
- ビーフシチュー 1100円
- 鹿児島産黒毛和牛ステーキ200g 3000円※夜のみ
魅惑の洋食メニューがずらり。以前人気だったオムライスもあります。

弥生ランチは880円でハンバーグ、魚フライ、とんかつ、サラダ、みそ汁、ライスという嬉しいボリューム。
キャベツも美味しい。
ランチタイムはこの弥生ランチとオムライスが人気を二分していました。
以前からの常連さんはやはりオムライスオーダー率が高かったです。
お店とお客さんの絆を感じる、温かい昭和の洋食屋さん。
応援したくなるお店です。
【店舗情報】昭和の洋食 弥生
営業時間/11:00~15:00 17:00~21:00※夜は金土のみ
定休日/水曜
住所/京都市中京区壬生梛ノ宮町15-8
※上記情報は1/24日時点のものです。最新情報は念のため店舗へご確認ください。