西院エリアに気になりまくる屋号のお店があります。
その名も「妖怪堂」。
おそらく妖怪がコンセプトなのでしょう。というか絶対そうです。
外観からそれらしい雰囲気が出てます。
おっと!スタッフ募集されています笑
妖怪を学びたい方!
いらっしゃったら応募してみてください。
それでは潜入取材開始!
いきなり妖怪出てくるとかないやんな?
編集部:こんにちは~!
店主:どうぞ~。
気さくな声に少しほっとする。
店主に奥に通してもらい、座ったものの気になるものが多すぎる!
ぬらりひょん!さん。(なぜかさん付けで呼んでしまう)
なんやろこれ。
そして一際目立つものについて聞いてみた。
編集部:この絵は?
店主:これは地獄絵図です。
編集部:これが地獄絵図なんですか!?
店主::はい。私が描きました。
編集部:ええー!
一ヶ月弱かけて描かれた地獄絵図。なぜそんなことを?その理由は納得だった。
店主:地獄絵図を保管されているお寺は結構あるんですが、絵解き(解説)出来る人が結構少ないんです。
編集部:そうなんですか。
店主:私は絵解きできるので、ここに現物があれば解説できるでしょ。地獄絵図はただの怖い画ではないんです。
なかなか多才な方です。
そして平安時代に書かれた妖怪の絵を集めた本で妖怪講義開始。
妖怪の歴史ってそんなに古いんですね。
実はこの本、ゲゲゲの鬼太郎の水木しげる先生のものだったそうです。すげー!
折角なのでこちらの本から一匹?一体?妖怪を紹介しましょう。
妖怪「山びこ」。
そう!山でヤッホーと叫ぶと言い返してくるという妖怪。
実は昔の人は理解できないものを妖怪のせいにしていたんです。声が跳ね返ってくる原理が分からなかったんで、この妖怪が生み出されたんです。
また「河童」なんかも、子供が危険な水辺に近づかないように生まれたという説があります。
その後も貴重な書物が次々登場。
朝鮮半島の新羅は、その後に「馬」が付いて、新羅馬(新ローマ)だった!?
聖徳太子とキリストに関係性が!?
「はえー」「え!?」「た、たしかに」とかばっかり言ってしまいましたが、まさに目から鱗の連続!
妖怪だけでなく歴史にまつわる貴重な話もたくさん聞け、楽しいひと時を過ごせました。
ちなみにこちら、一点もののアイテム販売もされています。絵を描かれているのはもちろん店主。
オリジナル扇子5800円。
トートバッグもあります。
妖怪の話をしていると遥か昔の人々の暮らしぶりを垣間見ることができ、なんだか不思議な気分になります。
こちら妖怪講座の他に魔界ウォークなどのイベントを企画されています。
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おわり