「見知らぬ街へ食を求め一泊二日のぶらり旅」

キョー速編集部が食、観光、食、食を紹介する旅企画を始動します!

 

第一回は、食の都、博多です!

博多名物といえば、もつ鍋、水炊き、とんこつラーメン、明太子、屋台あたりが有名ですが、餃子、寿司、焼きラーメン、うどん、とり皮なんかも要チェックです。

飲み歩きの組み合わせは千差万別ですが、キョー速的オススメコースをご紹介します。

飲みメインなので、夕方博多駅着からのスタート。


1軒目:とりかわ粋恭(すいきょう)


 

博多はとり皮が有名で専門店も結構あります。ベタに行くなら【かわ屋】か【とりかわ粋恭】の二択です。

外側がカリッとしていて、京都ではなかなか味わえない食感です。おやつ感覚でパクパクいけます。一軒目なので食べ過ぎ注意です。


2軒目:やま中本店※もつ鍋


博多と言えばもつ鍋。正直に言うと京都のもつ鍋のレベルが上がってきているので、わざわざ食べなくても良いかもしれません。

まあせっかくなので博多気分を!という方にはおすすめです。王道は【もつ幸】【やま中】【おおいし】あたりですかね。比較的ニューフェイスですが【田しゅう】なんかも人気です。

今回はやま中本店にきました。

醤油と味噌どちらも選べるのがありがたいです。豆腐が大きく味噌は結構濃厚です。醤油はゴボウやニラなど素材の味もしっかり感じられます。うまい。


3軒目:屋台


冬は寒いけど、やはり屋台で一杯ひっかけたい。

観光客の利用が多いので観光客同士で意気投合してそのまま次の店へ!なんてことも結構あるらしいです。(屋台婚活パーティでもしたら流行るんちゃうかな。)

中州の屋台は有名ですが、けっこうあちらこちらにあります。焼きラーメン発祥の【小金ちゃん】や【おかもと】【ともちゃん】など多数有名屋台がありますが、ぶっちゃけ飛び込みでどこの屋台に入っても大体楽しめると思います。女性店主で有名な【かじしか】は移転して店舗になっています。


4軒目:元祖ラーメン長浜屋


〆はラーメンということで有名な元祖長浜屋。

とんこつなのに、優しい~味わい!

たまりません。これぞ福岡。麺はもちろんバリカタ!※バリカタ>かため>普通

ちなみにタクシー運転手に聞き込み調査したところ、「八ちゃんラーメン薬院店」が美味いらしい。

初日の夜はこんな感じです。

ちなみに今回のルートからは泣く泣く外しましたが、このあたりもおすすめです。


今話題のうどん酒場:唄う稲穂


うどん酒場ご存知ですか?

京都人からしたら「え?何それ?」って感じですね。

実は博多のうどんが今かなりアツいんです!

うどん酒場では、居酒屋メニューを楽しみつつ、うどんで〆るというスタイルです。【唄う稲穂】以外だと【二〇加屋長介】も有名で、中目黒に出店してめっちゃ流行ってます。


マニアック酒場:つどい


ディープな雰囲気を味わいたい方におすすめ。

怪しげな扉から入店します。

予備知識なければソレとかアレとかなんやねんと思ってしまうメニュー。

名物「汁なしのアレ」。この見た目でお気づきでしょうか。そう!あの有名カップ麺を店主がオリジナル素材で再現した逸品。う、うまい。

汁ありのアレ。そう!こちらもカップ麺のアレを再現したものです。再現率の高さに驚きます。落ち着く味。

博多は面白い街です。


二日目ランチ:菊鮨


さて博多旅行二日目のランチですが、寿司が絶対おススメ!

海の近い博多は新鮮な海の幸が揃い寿司屋のレベルも高いのですが、夜だともちろんお値段も高い。

がしかし、昼なら安くてめちゃくちゃ良い店の寿司が味わえるんです。

こちら【菊鮨】のお昼は特におすすめです。

まず美的センス溢れる世界観が素晴らしい。店主、障子、器、ネタ、などなど自然と目がいっているかと思いきや、実はそこに目がいくように計算しつくされています。引き算の空間では、見て欲しいものが自然と浮かび上がってくるんですね。

そしてまるで演劇を観ているかのように、カウンターの店主の動きに注目してしまいます。魅せますねー!

美しいネタ。目の前でシャリも作ってくれるので楽しいです。

握りを一部ご紹介。

熟成させねっとりとした食感のイカ

赤酢との相性が良い青森のトロ

塩で三日間漬けたホタテはとろけて口の中でシャリ混ざり合う

さわらの燻製。燻製香が斬新。

江戸前らしい甘~いたまご

 

こんな感じで絶品の13品にデザートと赤だしが付いて、お値段は衝撃の5000円!

コスパえげつない!このレベルとコスパに対抗できる鮨屋は京都でもごくわずかでしょう。菊鮨恐るべしです。

ランチの後は博多駅でお土産でも買って帰りましょう。二日目もちょっと観光したい!という方は、焼きカレーで有名な【門司港】や、今カフェなどオシャレな店がどんどん出来て盛り上がっている【糸島(糸島市で島じゃないです)】に寄るのもいいでしょう。

 

ということで一泊二日旅の第一回はこれで終わりです。こんな感じで47都道府県制覇目指して頑張ります。

ちょっと飲み会やショッピングを我慢して、見知らぬ街へ行ってみるのも良いもんです。色々と刺激がありますよ。

[参考旅費45000円]

  • 往復新幹線&宿30000円
  • 1日目とりかわ粋恭1500円/もつ鍋山中3500円/屋台1500円/ラーメン500円
  • 2日目菊鮨6000円
  • その他雑費2000円

ではまた次の街で。

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